財務諸表論は、企業の会計記録や会計報告という行為について、
理論的に考察することを目的とした学問です。
理屈っぽい話がたくさん出てくるので、細かい論点に入れば入るほど、
頭の中がごちゃごちゃしてしまいがちになります。
個人的には、財務諸表論は好きな科目でした。
だからといって、それほど答練で高得点を取れたというわけではないのですが……
これは、あくまで一般論ですが、効率よく2次試験を突破しようとするなら、
財務諸表論は「深入りしすぎない」程度にまんべんなく知識を集めるのが得策のようです。
ポイントは、「基本原則を押さえること」です。
試験にでるのは例外的または応用的な論点に関することが多いのですが、
それはあくまで「基本を知っている」うえでのことなので、
まずは「何が原則的な考え方なのか?」を常に意識して学習しましょう。
<財務諸表論の思考プロセスの一例>
ある取引 → 原則的な処理 → 例外的な処理
(基本原理) (状況に応じた修正)
使用するテキストは、おおむね専門学校のテキストと「会計法規集」で十分でしょう。
受験生のうちは、あちこちの本に手を出さないことです。かえって不安になりますから。
なお、試験委員の著書は、あくまで補助教材と考えておくといいです。
あとは、数多くの演習を経験し、「論文を書くこと」に慣れておくことが肝心です。
参考までに、私が初期の頃、財務諸表論でよく実行した学習法を以下に紹介しておきます。
(1) 会計法規集の「企業会計原則」と「注解」をコピーしておく。
(2) それを電車の通学時間に読む。重要な箇所は何度も下線を引く。
これにより、財務諸表論の基本原則である「企業会計原則」をかなり覚えることが出来ました。
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