「監査」という仕事は、いわば公認会計士の「独占業務」です。
この、公認会計士にとって最も重要な職域に関して学習するわけですから、
もちろん合格後も大いに役立つ知識となります。
監査論の骨格となる資料は、「監査基準」という規則です。条文数はそれ程多くありませんので、
重要な表現は暗記するつもりで、何十回も読み込む必要があります。
また、この試験科目は、経営学とならんで合格に必要な知識が少ないことから、
短期間で、ある程度の点数が取れるようになれます。
わたしが受験にさいして行った対策は、正直言って全受験生の中でも
きわめて平均的なものだったと思います。
なお、受験生活1年目の頃、まえにも紹介した東大君が、
監査論のテキストを片っ端から修正液で白く塗りつぶし、
100ページ以上もあるテキストをおしろいのようにまっ白けっけにして、
全ての文章を暗記しまくっていたのを見た時は、「ここまでやるかい!」とあきれ果ててしまいましたが……
結局、合格してみてわかったのは、「監査論に関しては、人と同じことをやっておけば十分である」
ということです。わたしは、試験委員の先生の本を一切読みませんでした。
あくまで「基本が大事」なのです。
さて、話は監査基準の学習に戻りますが、できれば条文だけでなく、
その前に掲げられている「監査基準の設定について」という前文も、10回以上熟読してみてください。
答案で使えるおいしい表現がたくさん盛り込まれていますよ。
答錬で高得点を取る人は、このあたりの表現の使い方が上手いんです。よかったら、お試しあれ。
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