ご注意
2007年12月12日
(ご注意下さい)
本書は、平成11年に、独立2年目を迎えた記念として書かれました。
したがいまして、公認会計士試験制度、監査制度その他の時代背景は、当時を反映しています。
これを、現在の状況に合わせて改変することも考えましたが、
あえて、当時の状況や気持ちをありのままお伝えする方が、
真意がご理解いただけるとの考えから、あえて手を加えずに表記しております。
現在においては、本書の記載とは異なることがあります。ご注意下さい。
本書は、平成11年当時の「柴山の心情」をお楽しみいただくという趣旨で、お読みいただけると助かります。
企業財務あるところ、公認会計士の需要あり!
2007年12月11日
「豊かな生活を送りたい」
これは、誰もが持っている希望です。そして、豊かな生活を実現するには、
精神的な心のゆとりももちろん必要ですが、やはり経済的な基盤がしっかりしている、
という条件を欠かすことができません。
日本の経済を支えているのは、いうまでもなく、日々私たちに有形・無形の財・サービスを
提供してくれる企業です。
一方で、そんな企業が、大規模に安定して活動を続けていくためには、
広く社会から、十分な資金を調達しなければなりません。
そして、社会から資金を集めるには、企業が、今後、その集めたお金をどのように運用し、また、
投資家に還元してくれるかについて、正しい情報を公開し、社会に散在する投資家が安心して
資金を出してくれるような仕組みを、機能させ続けていなければならないのです。
そこで、私たち公認会計士が、企業の発信する財務情報に信頼性を与え、
投資家が安心して出資できるように、橋渡しの役割を果たします。
「企業財務あるところ、公認会計士の需要あり!」
ますます高まる社会の期待に、私たちは応えていかなければなりません。
キムタクに演じてもらいたい!
2007年12月10日
ドラマを見ていると、主人公が刑事だったり、弁護士だったり医者だったりすることは多いですよね。
それだけ、物語としては面白く描けるからだと思うので、まあ仕方ないとは思っていました。
それが、この間、2つの興味深いドラマに出会い、「これはひょっとしたら…」なんて気が少ししてきたのです。そのドラマの名前は、「カバチタレ」と「HERO」です。
カバチタレは、もともと週刊の漫画雑誌に連載されている話が原作で、
そっちの方は私も良く知っていました。主人公は、行政書士事務所に勤める若手の補助者です。
この物語のドラマ化を知り、そして実際に登場人物たちが生き生きと活躍しているのを見るにつけ、
「ああ、行政書士という、普段はあまり接することのない職業の人が主人公でも、
あんなに面白いドラマができるんだなあ」、などと感心しました。
もう1つのHEROは、皆さんご承知のように、キムタクが主人公の検事です。
法律家が主人公になるとしたら、たいていは弁護士で、無実の犯人を追い詰めようとする
役の検事、という図式が多かったところを、あえてひっくり返したのが新鮮でした。
ここまでくると、もう私の言いたいことがお分かりですね。そうです!
「公認会計士を主人公にしたドラマを作ってほしーい!」
大企業をまたにかけ、さっそうと経済社会をかけぬける男、なんていう設定も、
なかなかドラマ性があって、面白いとは思いませんか?
時には地方出張に行って、支店ぐるみの不正を正したり、またある時は海外子会社を訪れ、
そこでさまざまな事件に巻き込まれてみたり…
あれこれ考えているうちに、なんか、私自身の手で、脚本でも書いてみたくなってしまいました。
…話はかなり先走りしてしまいましたが、公認会計士について、もっと社会に広く知ってもらい、
積極的に公認会計士業界へと働きかけていただくことが、経済社会の発展には絶対に効果的
である、と私は考えています。
そのためには、もっと、マスメディアの力を借りて、社会にアピールしていくことが必要なのでは
ないでしょうか。
たとえば、公認会計士を主人公にしたドラマで、キムタクのような人気俳優に生き生きと
活躍してもらいたい、ということのほかに、公認会計士が都知事や総理大臣になるとか、
ニュース番組のコメンテーターとして抜擢されるとか、あるいは作家としてデビューし、
世にたくさんのベストセラーの著作を生み出すとか、どれもこれもかなりミーハーですが、
別に堅苦しく広報活動をするだけでなく、いろいろな面から認知度を上げるようなチャンス
が広がれば、それはとても素晴らしいことだと思うのですが。
皆さんは、どう思われますか?
社会経済の潤滑油として
2007年12月09日
いきなり、堅い話ですみません。
証券取引法という、株式の公開企業などが投資家保護のために守らなければならない
法律の条文をひとつ、次に引用させていただきます。
証券取引法 第1条
「この法律は、国民経済の適切な運営及び投資者の保護に資するため、有価証券の発行及び売買その他の取引を公正ならしめ、且つ、「有価証券」の流通を円滑ならしめることを目的とする。」
さて、上記の条文で、証券取引法という法律の目指す「理想」が、明らかになっています。
それは、国民経済の適切な運営であり、投資者の保護です。そして、この法律が適用対象
としているのは、おおざっぱに言って、たくさんの株式などを発行している大企業です。
つまり、言葉をかえれば、「国民経済に影響を与え、たくさんの投資家を抱える大企業は、その社会的責任として、証券取引法の定めたルールを守り、経済の活性化に貢献しなさい」と言っているようなものなのです。
なにやら、非常に話がぎょうぎょうしくなってきましたが、そのような大企業が果たすべき義務として
大事なものの1つに、「公認会計士による監査を受け、適正な情報開示をしていることの裏付けを得る」ことがあるのです。
この意味で、公認会計士は、「社会経済の潤滑油」として、大きな期待を受け、これに応えるべく、多大な責任を負っているのです。
公認会計士の認知度
2007年12月08日
このテーマに関して、私は、大いに不満があります。
やはり、医者や弁護士とは違って、日常生活にはなじみの薄い、
会社の決算に関する業務を扱っているために、なかなか一般の人の目に止まるチャンスはありません。
そのためもあって、知人や初対面の人に自分の職業について話すとき、
「公認会計士とは…」という説明をはじめなければならないことが多々あります。
だからといって、別に、有名人になりたいとおもっているわけではありません。
ただ、企業の財務報告制度を担う公認会計士のことを知ることで、最近よく言われる、
「ディスクロージャー(情報開示)の意味と重要性」が、よりはっきりと理解できるようになることは、
間違いのないところです。
たとえていうならば、その行動が社会へ大きな影響を及ぼすような官公庁や企業が、今、
どのような活動を行っているかという情報は、市民にとって、重大な関心事です。
環境汚染の問題しかり、投資先である株価への影響しかり、官公庁や企業の公開する情報が
正しく世間に伝わることにより、私たち市民は、日々安心して日常生活を送り、公正な判断で
株式投資を行うことができるのです。
そこで、もしも官公庁や企業が流す情報が、悪意に満ちた、偽りの情報であったなら、いったい、私たちの生活はどうなるでしょうか。
しらずしらずのうちに、体へ害を与えるような環境の中での生活を余儀なくされたり、
意図的に水増しされた会社の業績を信じて誤った投資判断をして、本当の姿を知っていれば
買わなかったはずの会社の株を買わされたりと、ねじ曲げられた情報によって私たちがこうむる
損害は、計り知れません。
そんなとき、一般の方々にも、正しいディスクロージャーのあり方を示し、情報の信頼性の確保に
重要な役割を果たせるのが公認会計士なのです。
その意味で、社会はもっともっと公認会計士のできることを知り、どんどん公認会計士にディスクロージャー制度の改善・充実のための仕事をさせればよい、と私は思っています。
Powered by
Movable Type 3.33-ja